スーツのお手入れについて
たまにお客様からも問い合わせがあるので是非ご確認ください。
スーツのお手入れで気をつけていただきたいポイント4つです。
・クリーニングの頻度
・木製のハンガーにかける
・スーツをブラッシングする
・1日着たら、2日は休ませる
そもそもスーツがお手入れが必要な理由
スーツは、1日着用しただけでもダメージを受けやすく、ウールなどの生地素材に汗などが染み込み、さらにホコリが付着して傷みの原因となってしまいます。
まして連日のようにスーツを着て、そのまま放置していればダメージはどんどん蓄積されてしまい、傷んでしまうのと同時に雑菌が増えて臭いを放つようになることもあります。
このような状態を防ぐために、適切なメンテナンス=お手入れを習慣化することを意識していきましょう。
そして一番はお手入れを正しくすることでスーツを長く着れるようになります。
詳しくみていきましょう
・クリーニングの頻度
シーズン中に1回程度、シーズン終了後の衣替えに1回で十分です。頻繁にすることで風合いや型崩れの原因となることがあります。よくみかけるのは汗をたくさんかいたので2週間に一度はクリーニングに出すような例です。これをやってしまうとウールの油である艶がどんどん落ちてしまうので注意が必要です。
・木製のハンガーにかける
ジャケットのハンガーは湿気が取れる木製がベスト。肩のラインにあった、肉厚で丸みがあり前方にカーブをしているものを用意すると、型崩れを防ぎます。スラックスは、クリップ付きのハンガーで裾を上にして吊るすだけでも自然にシワが伸びます。
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・スーツをブラッシングする
毛足が長く、密生していて、やや硬めの豚毛などのブラシで下から上にホコリを掻き出すように軽くブラッシング。ブラッシングをこまめにするだけでも、スーツの持ちが良くなります。
・1日着たら、2日は休ませる
スーツは毎日同じものを着るのではなく、1日着たら2日休ませるのが理想です。一定期間休ませておくことで生地に染み込んだ水分が蒸発しシワも伸びるためです。このようにスーツの状態が回復するとダメージの蓄積を防ぐことができます。帰宅したらすぐにクローゼットにしまうのではなく、風通しのよい場所で湿気を取るようにしましょう。スーツを休ませることで型崩れや傷みの進行を軽減することが可能となります。
以上です。